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富士市での喪中はがきのマナーについて 前編

 

 

喪中はがきの概要

年末に近づくにつれて、お客様から「喪中はがき」についての問い合わせやご依頼が増えてきています。

喪中はがきを出す機会はそうあるものではなく、いつ、誰に送付するのか、どのように書いたら良いのか分からない方がほとんどでしょう。

しかし、マナーを守って出さないと先方に失礼な印象を与えてしまう恐れもあるため、しっかりとマナーをおさえておく必要があります。

この記事では喪中はがきの概要と、書き方とポイントを解説します。

また、次の記事では喪中はがきのパターン別文例まとめを紹介しますので参考にしてみてください。

 

 

喪中はがきの概要

喪中はがきのマナーを理解するためには、言葉の意味やポイントを押さえる必要があるでしょう。

まずは喪中はがきの意味や、歴史的な経緯、対象範囲などについて解説します。

 

■喪中はがきとは?

 

 

喪中はがきは、親戚や家族などの身内の誰かが亡くなった場合に、年賀はがきのやり取りをしている方々へ、喪に服しているために年始の挨拶を控えさせていただくことを伝えるはがきです。

喪中はがきは「年賀欠礼状」とも呼びます。

また、年始の挨拶を遠慮することを伝える他にも、誰が亡くなったのかを知らせる役目もあります。

最近は家族葬で身内だけで葬儀を行うことも多くなっており、故人の訃報を伝える役割も担っています。

 

■喪中の歴史

喪中が取り決められたのは江戸時代で、徳川綱吉が「服忌令」という法令を定め、喪に服す期間を決めました。

喪に服す期間が制定されていたなんて驚きですよね。

服忌令は、天災や大飢餓の中でも人々が礼節を重んじるようにするために定められたとされています。

昭和22年に服忌令は撤廃されたものの、現在の喪中は服忌令を参考にした期間が定着し、広まりました。

また、喪中はがきは皇室が喪中の場合に官吏が送っていた挨拶状が起源で、郵便はがきが誕生したことで市民にも喪中はがきを出す習慣が広まりました。

 

■喪中となる範囲

喪に服す期間は、故人が亡くなった日から数えます。

1親等となる自分の父母、義父母の喪中期間が約1年、自分の子どもは3ヶ月から12ヶ月2親等である兄弟や姉妹、自分の祖父母、配偶者の祖父母は1~6ヶ月とされています。

ただし、祖父母など2親等の場合でほとんど会ったことがない場合や、疎遠の場合は喪中としない場合もあります。

さらに、最近では別居している場合は喪中扱いとしない事例もあるほか、同居している場合は血縁関係の濃さに関わらず喪に服す事例もあります。そのため、期間はあくまで目安であり、喪中に控えるべきことや、喪中にすべきことをするための基準に過ぎません。

なお、喪中はがきは自身から数えて2親等までの方が亡くなった場合に出すものですが、地域や宗派によって考え方は異なります。

 

■喪中はがきはいつ・誰に出すのか

喪中はがきは、毎年年賀はがきのやり取りをしている方に対し、今年は年賀はがきの送付を辞退する旨を伝えるために出すものです。

そのため、年賀はがきの用意をし始めるより少し前の11月中旬から12月初旬までに到着するように出します。

年賀はがきのウェブ印刷サービスでは11月初旬までに注文をすると割引になったりもするので、送付は11月の早いうちにこしたことはないでしょう。

また、葬儀に参列してもらった人にも送るのが礼儀です。

葬儀に来て訃報を知っているからといって、喪中はがきを送らないということは普段年賀はがきをやり取りしている方には失礼にあたります。

このように、基本的に普段年賀はがきをやり取りしていない人に喪中はがきを出す必要はありませんが、故人がお世話になっており、訃報を知らせるべき人がいれば出しても問題ありません。

 

 

 

■寒中見舞いとの違い

喪中はがきと似たものに寒中見舞いがあります。

寒中見舞いは小寒と大寒にあたる時期に出す挨拶状で、お世話になった人や身内に対して関東は1月7日、関西は1月15日の松の内以降、2月4日の立春までに送付するものです。

寒中見舞いでは相手の安否を気遣う以外に、近況報告をしたり、喪中だと知らずに年賀はがきを送ってくれた人に対する喪中の報告とお詫びを伝えたりすることができます。

その為、亡くなったタイミングが12月を過ぎていた場合は喪中はがきではなく寒中見舞いでご対応される方がほとんどです。

また、喪中だとは知らずに年賀はがきを出してしまった場合にも、寒中見舞いでお悔やみとお詫びを伝えればマナー違反とはなりません

さらに、寒中見舞いには松の内までに年賀はがきの返礼ができなかった場合に、年始の挨拶を行う役目もあります。

一方、喪中はがきは11月中旬~12月初旬に、年始の挨拶を欠礼する旨を伝えるものなので、寒中見舞いとは役割が異なります。

 

 

今回の記事では、喪中はがきの歴史やマナーについてお伝えしました。

次の記事では最重要である喪中はがきの書き方やポイントを文例と共にお伝えしますのでぜひご確認ください。

 

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