多様化する葬儀の種類を一斉解説!後編

 

かつては宗派による違いが大きな特徴だった葬儀ですが、昨今ではスタンダードな葬儀や宗教ごとの葬儀だけでなく、故人の遺志や遺族の思いを反映させたさまざまな葬儀スタイルが見られます。

 

多様化する葬儀の種類を一斉解説!前編

 

こちらの記事では宗教にこだわらないご葬儀や特殊なご葬儀の種類について解説致しました。

 

 

葬儀の種類一覧表

最近の葬儀は大きく3つの形式に分類されます

「スタンダードなスタイル」

「宗教にこだわらない自由なスタイル」

「社葬や生前葬などの特殊なスタイル」の3つです。

今回紹介するさまざまな葬儀の名称や特徴は、以下の通りです。

 

葬儀の形式 葬儀の名称 特徴
スタンダード 一般葬 従来の葬儀スタイル
家族葬・密葬 家族や近しい親族のみで小規模に行う
一日葬 告別式と火葬のみ1日で行う
自宅葬 式場ではなく自宅で葬儀を行う
宗教にこだわらない 直葬 少人数で火葬のみを行う
自然葬 お墓を作らず海や山など自然に散骨する
音楽葬 読経ではなく故人の好きだった音楽で見送る
自由葬 形式にとらわれない自由なスタイル
特殊なもの 社葬・合同葬 会社主体の大規模な葬儀
生前葬 生きているうちに行い自身も参列する
宇宙葬 遺灰をロケットで宇宙に打ち上げる

 

 

宗教別の葬儀

従来の葬儀の形式で最も重視されるのは、やはり宗教でしょう。日本のお葬式の多くは仏教式ですが、神道の方やキリスト教の方も、宗派ごとに特徴のある葬儀を執り行います。

葬儀に見られる宗教別の特徴は次の通りです。

 

仏教

 

 

日本のお葬式の9割ほどは仏教式だといわれていますが、仏教といっても多くの宗派があるため、宗派によって葬儀のマナーや特徴は異なります。

しかし、葬儀は2日に渡り、初日の夜にお通夜、翌日に葬儀・告別式と火葬をするという流れは共通です。

仏教の葬儀の特徴は、数珠と焼香です。参列者は心身の穢れを取り除くために数珠を持ちます。

また、僧侶の読経中に参列者が1人ずつ前に出て、お香を額にあてて落とす行為が「焼香」です。焼香の回数、読経の内容も宗派によって異なります。

 

神道

日本で最も多いのは仏教ですが、日本古来の宗教といえば神道です。神道の葬儀は「神葬祭」といい、神社ではなく自宅で執り行います。

神社で行わないのは聖域である神社に「死=穢れ」を持ち込まないこと、また故人の魂を家に留め、守護神になってもらうためです。

仏教では故人に戒名をつけますが、神道では「諡号(しごう)」という死後の名前をつけます。

また、焼香も当然ありませんが、玉串を用いた神道ならではのスタイルのお参りをし、音を立てずに「二拝・二拍手・二拝」をするのが特徴です。

 

キリスト教

仏教や神道では死を穢れと捉えますが、キリスト教は異なります。

キリスト教における葬儀には「死者が神のもとへ導かれていく祝福の儀式」という意味があり、死は縁起が悪いものではなく、遺族へのお悔やみの言葉もかけないのが特徴です。

キリスト教の葬儀にはお通夜がありません。告別式では聖書を朗読したり讃美歌・聖歌を歌ったりし、焼香などの代わりに献花をします。厳粛な空間ではありますが、仏教や神道と比べると悲しい雰囲気は薄い印象です。

 

 

最近の葬儀の傾向は

宗教や伝統にとらわれない自由な葬儀が増えるなか、昨今の葬儀はこれまでの形式から徐々に変化しつつあります。

最近の葬儀の傾向・特徴として挙げられるのは以下の3点です。

 

 

1.小規模な葬儀が増加傾向に

これまで葬儀は故人との最後のお別れの場でした。遺族はもちろん、親族、友人・知人、ご近所の方など多くの方に盛大にお見送りをしていただくという葬儀が多数派でした。しかし、最近は特に都市部を中心に、近隣地域の人間関係が希薄になっていたり、「遠方から参列して頂くのは申し訳ない」と考えたりする方が増えています。そして葬儀にかける費用をできるだけ抑えたいという点からも、小規模な葬儀を選択する遺族が増加傾向にあります。

遺族や親族、親しかった方々の少人数でお見送りできる家族葬のメリットは、ゆっくりと故人を見送ることができる点です。一般葬の場合では、いくら遺族が「故人との最後の時間を大切にしたい」と思っていても、なかなか落ち着いた時間を過ごすことができません。しかし、家族葬ならば多くの参列者に気遣う必要もなく、故人との別れを惜しむことができます。

 

2.宗派にとらわれない葬儀も多い

自然葬・音楽葬・自由葬など、宗派にとらわれない葬儀は以前から存在したものの、希望する故人や遺族は少ない傾向にありました。しかし最近では、宗派の葬儀スタイルを重んじることよりも、故人らしさや、遺族の思いを反映させた葬儀をしたいという方が増えており、葬儀の内容も多様化しています。

 

3.事前相談も珍しくない時代に

 

 

一昔前は、人が亡くなる前に葬儀の話をするというのは非常に縁起が悪いことであり、タブーとされていました。

しかし最近では、家族が危篤状態になった場合などに、事前に葬儀社や近しい方同士で葬儀について相談することも増えてきています。

実際に富士市でも約7割の方が事前相談を行っています。

また自身の葬儀をどうしたいかを考える方も増えています。

生前に専門家に相談したり、家族に葬儀についてお願いをしたりという方も珍しくありません。

事前相談は、葬儀の内容や予算などを知ることができることがメリットのひとつです。

同時に、故人が亡くなってからの限られた時間のなかで、多くの手続きや準備に追われる負担を軽減できるというメリットもあるでしょう。

 

 

まとめ

葬儀にはさまざまな形式がありますが、昨今では家族葬のように小規模で故人を見送る形式や、宗派にとらわれない自由な葬儀を選択する方が増加しています。生前から葬儀について考え、希望する方も少なくありませんので、万一のときのために、ご自身がどういった葬儀でお見送りをされたいのか考えてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

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