お葬式の日程はどのように決めるのか?お通夜や法事法要までの流れを解説!(後編)

前の記事では、具体的なお葬儀の日程の決め方について解説いたしました。

こちらの記事では、実際のお葬儀の流れについて説明いたします。

お葬式全体の流れ(葬儀・告別式編)

お葬式に参列したことはあっても、喪主や故人の身内として準備をする側になることは少ないでしょう。お葬式全体の流れを把握しておけば、初めてお葬式の準備をするときに焦らなくて済みます。

お葬式当日は葬儀の担当者が案内やサポートをしてくれますが、お葬式をよりスムーズに進めるためにも、一般的な流れを知っておきましょう。

受付を行う

喪主や遺族はお葬式が始まる1時間前に集合して、担当者と段取りの確認をします。事前に受付準備や香典の受け取りなどの役割を確認しておきましょう。お葬式が始まる15分~20分前には参列者が着席できるように受付を行います。

読経~弔辞・弔電の紹介

お葬式が始まると僧侶に読経をしていただきます。お通夜では読経の後は焼香を行いますが、お葬式では焼香の前に弔辞や弔電の紹介という流れです。

司会者が弔電を奉読しますが、全文が読まれるのは親しい方など数通程度で、残りは名前のみを読み上げることが多くなっています。

焼香をする

焼香とは、香を焚いて故人を拝む行為のことです。右手の親指・人差し指・中指の三本で抹香をつまみ、目の高さくらいまで持ち上げ、指をこすって香炉に抹香を落とします。これを1回~3回行うのが焼香のやり方です。

僧侶が焼香をされた後、まずは喪主が焼香を行い、その次に遺族、親族、一般の参列者という順番で行っていきます。

自分の順番が来たら祭壇まで歩いて遺族に一礼します。焼香台の前で祭壇に一礼し、宗派の作法に則って焼香を行いましょう。遺影に向かって合掌しながら一礼し、遺族に一礼してから席に着きます。

宗派によって繰り返す回数が違うため全て覚えるのは難しいですが、前もって宗派がわかる場合はその作法に則って行いましょう。

Black car on road

出棺見送り・火葬

焼香が終わると僧侶が退場されるのを見送り、お葬式は閉式です。一般の参列者は、式場の外で出棺見送りのために待機します。その間に、遺族は故人の周りに生花を飾る「別れ花」や、棺に蓋をして喪主から順番に釘を打つ「釘打ちの儀」を行い、棺を寝台車に乗せるのが基本的な流れです。

その後、火葬場に移動し、最後のお別れをしてから火葬を行います。僧侶にも来てもらう場合は、読経をしてもらって焼香を行うのが一般的です。火葬には1時間ほどかかり、火葬が終わると遺骨を骨壺に納める骨上げを行います。

精進落とし

火葬場から戻った後、僧侶やお世話になった方々を招いて行う会食を精進落としといいます。精進落としの最初と最後には喪主が挨拶を行い、精進落としが終わればお葬式当日の流れは終了です。

初七日、四十九日法要の日程について

仏式の場合、故人が亡くなってから七日ごとに法要を行います。お通夜やお葬式が終わると、まもなく最初の法要である初七日を執り行わなければなりません。さらに、初七日の次に親戚などが集まって行う法要として、四十九日法要があります。ここでは、それぞれの内容と日程について確認しましょう。

初七日の日程

初七日とは、故人が亡くなられてから七日後に行う法要のことをいいます。お通夜やお葬式が終わってから初めての追善法要であり、日程の組み方やお寺の手配など戸惑うこともあるかもしれません。

亡くなられた次の日にお通夜、その翌日にお葬式を執り行えた場合、お葬式から五日後が初七日の法要となります。友引の日とかぶってしまったり火葬場が空いてなかったりして葬儀が後ろ倒しになってしまった場合は、お葬式から2日~3日で初七日というケースもあるでしょう。

初七日は、亡くなってから七日目に行い、僧侶の読経や精進落としの会食をするのが一般的です。

しかし、亡くなられてから七日目が平日にあたる場合は、仕事の都合や遠方から来られる親戚の負担を考慮し、お葬式と同じ日に初七日を行うことも少なくありません。

お葬式の日に初七日を行う場合は、「繰り上げ法要」と「繰り込み法要」という形式があります。繰上げ法要では、お葬式・出棺・火葬を終えた後で初七日法要と精進落としをするという順番です。繰り込み法要は、お葬式の後に初七日法要を行ってから、出棺・火葬・精進落としという順番で行います。

お葬式から初七日法要までは間が短いため、親戚の都合を確認しながら、負担がかかりすぎないように日程を組むとよいでしょう。

四十九日法要の日程

初七日の後、次に親戚が集まって行う法要が四十九日法要です。本来は初七日から四十九日までは七日ごとに法要を行うとされていますが、実際には家族や親しい親族のみで供養することが多くなっています。

初七日は親しい親戚のみで行われることもありますが、四十九日は忌明けの日でもある大きな節目として、生前親しかった友人や知人なども多く出席するのが一般的です。

四十九日法要は、必ずしも亡くなられてから四十九日後である必要はなく、平日に当たる場合などはずらしても問題ありません。ただし、その場合は四十九日後よりも前倒しにするのがしきたりであり、少し早めの土日に行われるのが一般的です。

四十九日の法要では、出席していただきたい方に案内状を送り、出席人数を把握してから会場や会食の準備を進めます。

仏式以外のお葬式と法要の日程とは

お葬式の考え方やしきたりは宗教によってさまざまです。神道やキリスト教のお葬式に参列したり、手配する立場になったりすることもあるかもしれません。ここでは、神道とキリスト教(カトリック・プロテスタント)の葬儀と法要について解説します。

なお、ルールやマナーについては宗派によっても違いがあるため、具体的な内容や不明点は地域の葬儀社や教会などに確認するとよいでしょう。

神道の場合

神道の場合、葬儀は「神葬式」や「神葬祭」と呼ばれます。神道では死を「穢れ」と捉えるため、葬儀は神社ではなく自宅やセレモニーホールなどで行うのが一般的です。

神道の葬儀は、仏式の多くのお葬式と同様、2日間かけて行います。神道の葬儀では数珠は使用せず、「神棚封じ(かみだなふうじ)」や「玉串奉奠(たまぐしほうてん)」といった独自の儀式を行うのが特徴です。

仏式の法要にあたる儀式として、神道では「霊祭(れいさい)」や「式年祭(しきねんさい)」を行います。霊祭は翌日祭や十日祭、二十日祭など、故人の死後100日目までに行う儀式であり、式年祭は一年祭、三年際など1年目の命日以降に行う儀式です。

これらの儀式も神社ではなく自宅や墓前で行うのが一般的ですが、儀式に関するルールやマナーは地域によっても異なります。

キリスト教の場合

キリスト教の場合、葬儀は教会で行うのが基本です。カトリックでは葬儀と告別式を分けて行い、プロテスタントでは分けずに同時に行います。本来キリスト教では「お通夜」は行いませんが、日本ではカトリックの場合は「通夜の祈り」、プロテスタントの場合は「前夜祭」といったお通夜に当たる儀式を行うのが一般的です。

葬儀後に行う儀式としては、カトリックでは「追悼ミサ」、プロテスタントでは「記念集会」があります。「追悼ミサ」は、故人が亡くなってから3日目、7日目、30日目に教会で行うのが一般的です。「記念集会」は、命日から7日目、10日目、30日目に教会や自宅で行いますが、内容は宗派によって違いがあります。

まとめ

家族や親族が亡くなると、すぐにお葬式の準備に取り掛からなければいけません。一般的なお葬式では亡くなった日の翌日にお通夜、その翌日にお葬式を執り行うことが多いでしょう。しかし、お葬式の日が友引にあたったり火葬場が空いていなかったりする場合は、日程が後ろ倒しになることもあります。

また、お葬式の後にも、初七日や四十九日法要といった法要の準備が必要です。これらの法要や日程の組み方について知っておけば、いざという時に焦らずに済むでしょう。

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