終活の豆知識⑩(終活カウンセラーについて)

あけましておめでとうございます。2019年が皆様にとりまして良い1年となりますよう御祈念申し上げます。この終活豆知識も10回目となりました。毎月、皆様からたくさんのご意見やご質問を頂戴しており、本年も終活に纏わる様々な情報を提供していきますので、引き続きご愛顧をお願い致します。

 

記念すべき10回目は『終活カウンセラー』にまつわる内容です。富士市で終活カウンセラーとして活躍するかぐやの里メモリーホール富士の中村雄一郎さんに話を聞いた。

TVや雑誌などのメディアや、葬儀社や相続関係などのイベントで終活と言う言葉は良く目にします。

毎年年末に発表される流行語大賞に、2011年「エンディングノート」が2012年「終活」と、立て続けに選出されるなどごく一般的なものとなってきました。

昨年亡くなった樹木希林さんは、自ら率先して終活を行い、家族や知人に迷惑をかけない為の終活を実践していたことが話題となりました。

ひと昔前は死について口に出すのはタブーでありましたが、近年は家族や身内に迷惑をかけたくないという考え方が広がり、介護看病・葬儀・お墓・財産など自分自身や夫婦で準備を進める方が増えました。

ここで改めて確認しておきたいことは、終活という本来の意味は、死の準備をすることではありません。

本来の意味は、人生の終焉を考えることを通じて自分をみつめ今をより良く生きる活動のことです。

この「終活」の生みの親であり商標登録を持っているのが終活カウンセラー協会であり、終活を正しく身近に広めていく為に終活カウンセラーという資格を作っております。

多死社会を向かる日本にとって、エンディングに纏わる様々な情報やアドバイスをする終活カウンセラーは今後ますます注目を浴びてきており、今回は終活カウンセラーについて特集します。

 

エンディングに纏わる主な項目は、①身体(介護・看病・延命治療など)②財産(相続・年金・保険など)③葬儀(葬儀・お墓など)があります。

もちろんそれぞれに専門家がおり、民間のみならず行政のサポートもあり、インターネット上にたくさんの情報もあります。

しかし、終活って何からすればいいの?と疑問に思う方はまだまだ多いのが実情で、各専門家も自分の分野は答えられても、別の分野は全くの知識不足ということもあります。

弊社でも看病や介護の現場に携わる方から、葬儀のいろはを教えて欲しいと聞かれることがあります。

理由として、利用者様やそのご家族から亡くなった際の質問を受けても実際にはよくわからず、困っている方の役に立てないことから知っておきたいという意見が多くありました。

別で言うと、葬儀社のスタッフさんも葬儀全般のことは説明できても、それ以降の手続きなどの説明はできないことがある。士業関係の方々は財産の継承手続きはできても、お墓などの継承については説明できないことがあるなど、エンディングに纏わる様々なことを一気通貫してサポートできるところは珍しく、結果的に家族親族がそれぞれの専門家に個別アプローチをしなければという事はよく聞きます。

それぞれの分野の知識を持ちアドバイスしたり、各専門家のアプローチをサポートしたり、終活全般について心強くアドバイスできる資格が終活カウンセラーです。

私も葬儀社として葬儀のみならず、事前のことから後のことまでしっかりとサポートできるようにと資格を取得しました。

弊社でも葬儀が終わって、その後の役所や銀行の手続きからお墓や法要の仏事まで、ご家族が調べて動いてとご苦労される姿を見て、葬儀後のサポートも大切と思い、無料アフターサポートを始めました。

それにあたり終活カウンセラーの資格が多いに役立ちました。

終活に関する抽象的な「悩み」の中身が、どの分野の悩みであるのか、またどの専門家が必要であるのかを見極めて、『「どうしよう」と思っている方から話しを聴き、その相談は○○の専門家に聴く案件です。』と専門家や専門企業に繋ぐ架け橋が終活カウンセラーです。

エンディングの様々なことに対して分からず困っている方に少しでも役に立ちたい。少子高齢化社会に備え、終活に関して知識を得ることで、家族・親戚・友達を助けたい。資格が取得したい。(認定証を送付します)など、様々な観点から全国で2万人もの資格者がおり、全国で最大の終活団体となっております。

この様な時代だからこそ、求められるスキルであり、これから益々求められる終活カウンセラーの初級検定試験を2月24日(日)に富士市で初開催されます。試験と言っても、いきなりテストでは無く、各分野の講師から講義受けた後にテストを行いますので、この講義によってエンディングにまつわる様々な分野を学ぶことができます。これを機会に、本当の終活そして誰かの役に立つ終活を多くの方に学んで貰いと思います。

 

終活カウンセラーが地域に増えることで、エンディングにまつわる多くの不安が解消されて、今を生きることがもっと充実することを願い、初級検定を実施することになりました。ぜひ一緒に学んで資格を取って誰かの為に役立ててみませんか?

第431回終活カウンセラー初級検定

2月24日(日)10時~16時半

定員 先着50名

受講料 9,970円(テキスト・授業料・検定料・昼食含む)

 

読者プレゼント/抽選で10名様に一般社団法人終活カウンセラー協会のエンディングノートをプレゼントします。電話(0545-52-7600)またはメール(info@urban-gate.co.jp)

にてお申込みください。