富士市のお葬式文化

こんにちは!

かぐやの里メモリーホールの野田椋雅です。

今回は富士市のお葬式文化についてお話させていただきます。

富士市のお葬式に限らず、葬送文化は急激に変化しています。

富士市では山側と海側でお葬式の慣習が違いましたが、そういった地区ごとの慣習というものはほとんどなくなってしましました。

原因は葬儀会館の出現です。

葬儀会館でお葬式を行うことにより、どの地区も同じ内容のお葬式となりました。

富士市で昔は一般的に行われてきた慣習をいくつか紹介します。

【炊き出し】

・通夜の前に餅つきをして細長いあんこ餅をつくる

・通夜に作る料理は、おにぎり・おいなりさん・がんもどき

・出棺時にはたくさんのおにぎりを用意していた

・お酒は必ず出すものであった

【組のお手伝い】

・棺を担ぐ人には草履代を渡していた

・手伝ってくれた人たちに、遺族が日当を渡していた

・お通夜は身内で行い、告別式は大勢で執り行った

【野辺送り】

・自宅の庭で3回まわってから出棺していた

・葬列の長さで家の格付けが決まるといわれていた

・竹の筒にお金を入れてドスンドスンとたたきつけてお金をまき散らす儀式があった

すべてではありませんが紹介させていただきました。

富士市内のみでも多くのお葬式文化があったんですね……

皆様も何か知っていることがあれば教えていただきたいです!

 

葬儀文化を変えたのは葬儀社です。

時代の変化とともに葬儀文化も変化してきました。

そして葬儀社に勤務する我々エンディングプランナーは、このような歴史を知っておくべきと考えます。

かぐやの里メモリーホール富士は新しい葬儀社ですが、スタッフ全員で富士市の歴史を学び、文化の背景を知りながら、今の時代に合ったご遺族にベストなサービスを提供していきます!