冬のお葬式で気をつけたい服装と持ち物

冬は突然の訃報があっても、寒さや天候への対策が必要な季節です。
「喪服は分かっているけれど、コートや小物はどうすればいいの?」
そんな不安を感じる方も多いのではないでしょうか。

今回は、冬のお葬式で気をつけたい服装と持ち物について、基本的なポイントをまとめました。


冬のコートは着たままでいい?

会場に向かう際、コートは着用して問題ありません
ただし、式場に入る前には脱ぐのがマナーとされています。

コートを選ぶ際のポイントは以下の通りです。

  • 黒・濃紺・ダークグレーなど落ち着いた色
  • 派手なデザインや光沢のある素材は避ける
  • ダウンコートは控えめなデザインであれば可

式場に入る前にコートを脱ぎ、腕にかけて持つか、指定の場所に預けましょう。


マフラー・手袋・帽子はどうする?

寒い時期には欠かせない防寒小物ですが、式場内では外すのが基本です。

  • マフラー・手袋・帽子は建物に入る前に外す
  • 色は黒や地味な色が無難
  • キャラクター柄や華やかな装飾は避ける

外したものはバッグにしまうか、コートと一緒にまとめておくと安心です。


冬ならではの足元への配慮

冬は冷えやすく、天候によっては雨や霜で足元が悪くなることもあります。

  • 靴は黒のシンプルなデザイン
  • ブーツは原則NG(やむを得ない場合は会場で履き替える)
  • ストッキングや靴下は予備があると安心

また、会場内が冷えることもあるため、防寒対策は事前に考えておくと落ち着いて参列できます。


持っておくと安心な冬の持ち物

必須ではありませんが、冬のお葬式では次のようなものが役立ちます。

  • 黒いハンカチ
  • 控えめなカイロ(外から見えないように)
  • 天候対策用の黒や濃い色の傘
  • 小さめのバッグ(光沢のない素材)

「目立たないこと」「音を立てないこと」を意識して選ぶのがポイントです。


寒い季節だからこそ、落ち着いたお別れの時間を

冬のお葬式は、寒さや移動の負担もあり、心身ともに疲れやすいものです。
だからこそ、安心して過ごせる環境が大切になります。

静岡県富士市にあるかぐやの里メモリーホールは、
1日1組貸切の家族葬ホールとして、周囲を気にせず、静かにお別れの時間をお過ごしいただけます。

寒い季節でも、落ち着いた空間で、大切な方との最後のひとときを大切にしていただけるよう心がけています。

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