ご自宅でのご遺体安置で気を付けたいこと
ご家族が亡くなった際に、ご安置場所にご自宅を選ぶ方も多いと思います。コロナ禍で病院に入院したり、施設に入所していたりしても、なかなか会うことができない日々も続いていたことでしょう。「一度はご自宅に帰してあげたい」と思う人も多いのではないでしょうか?また、在宅介護をして、そのままご家族を看取り、自宅でのご安置となるケースもあります。
ご自宅にご遺体をご安置する際に注意しなければならないこととして、次のことが挙げられます。
(1)お部屋の温度は低く設定
(2)直射日光は避ける
(3)ご遺体に触る際には注意
お部屋の温度は低く設定
ご遺体をいい状態で保つには、お部屋の温度を一番低く設定しましょう。特に夏場はご遺体の腐敗が早く進みます。エアコンがあるお部屋の場合はエアコンを稼働させた上でドライアイス処置を行います。夏場のエアコンの稼働は必須と言えるでしょう。
エアコンが無い場合は、ご安置環境が整った葬儀ホールでのご安置が理想です。それでも、ご自宅でのご安置を希望する場合は、ご安置の早い段階からお棺にご遺体を納棺し、ドライアイス処置を行い、お棺に蓋をして、お棺全体を冷蔵庫のような状態とすることが必要となります。
尚、かぐやの里メモリーホールでは、霊安室だけの利用も可能です。ご利用を検討されている方はご連絡ください。
かぐやの里メモリーホール富士 静岡県富士市日乃出町161-6
かぐやの里メモリーホール吉原 静岡県富士市吉原1-2-13
かぐやの里メモリーホール三島 静岡県駿東郡長泉町下長窪4-11
みしま聖苑霊安室 静岡県三島市字賀茂之洞4703-7
直射日光は避ける
ご遺体に直射日光が当たらないようにすることも大切です。カーテンや雨戸などを使って遮光しましょう。お体のうち、特にお顔はドライアイス処置ができない部位となります。お顔に直射日光が当たってしまうと、お顔の腐敗が進み、お顔が変色してしまう可能性も高くなります。お棺にご遺体を納棺している場合でも、お棺に直射日光が当たらないように注意しましょう
ご遺体に触る際には注意
ご遺体は、お亡くなりなった原因やご安置場所の環境にもよりますが、時間によって皮膚の状態が劣化していきます。例えば、ご家族の撫でる行為によっても皮膚が剥けてしまうこともあります。撫でたい場合は優しく触ることを心掛けてください。
部位としては、まぶたをはじめとする目の周囲や、頬、口、鼻の周りの部分は、肌が柔らかいので特に注意が必要です。鼻の周辺部は、療養生活でチューブを装着したり、呼吸器マスクを装着したりしていると皮膚へのダメージもあるため、剥けやすいことがあります。
また口などから体液が出る場合もあり、死因によってはそれに触れることによって感染症のリスクが伴うこともあります。体液には触れないようにしてください。
ご安置中に不安を感じたら
かぐやの里メモリーホールでは、専門の納棺師が在籍しており、安心してご遺体をご安置できるように処置観察を行っております。静岡県富士市、静岡県三島市を中心に、静岡県東部の方で、ご遺体のご安置に関するご不安やご質問などございましたら、かぐやの里メモリーホールまでご連絡ください。
かぐやの里メモリーホール
フリーダイヤル 0120-987-990