お盆時期のご相談 終活の豆知識56

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8月はお盆で帰省の時期。今年はコロナ明けで故郷へ帰省する人も増えるのでは。お盆のお参りに合わせて将来について考える人が多いことから、葬儀社への相談が増えるといいます。この時期に寄せられる様々な相談について、かぐやの里メモリーホール代表の中村さんに聞きました。

葬儀に関する話はデリケートなことなので、家族間でも話しづらいと感じる方は少なくありません。お盆の時期は家族が集まり、お墓参りや仏教行事の中で終活のさまざま話題をする場面が増えます。そんな中で様々な疑問や不安などが寄せられます。私は終活カウンセラーや継承寄付診断士の観点から、お葬式以外の相談も対応しております。ご家族ごと質問事項も様々ですが、多く寄せられる意見をピックアップしました。

お葬式の規模について

コロナ前から「お葬式にどこまで呼んだらいいのか?」という質問は多く、ここ数カ月はコロナが落ち着いて集まる機会が増えてきた中で、お葬式はどのようにしたらいいのか、という質問が増えてきました。

現状として、家族葬が主流なのは変わりません。業界の見通しもコロナ以前に戻らないと予想しております。家族葬となると、普段からお付き合いしている親戚の範ちゅうにお声かけするのがいいでしょう。一般弔問が増えそうなら、弔問時間を設けることもおすすめです。

家族葬でのお香典について

家族葬でも一般葬でも香典を受け取ることが多いです。相手に気を使わせたくないという方もおりますが、参列者からすると手ぶらでは参列しづらいという気持ちもあります。以前に香典をもらっているからお返しで同額をお持ちする方もいるので、お互い様という気持ちで受け取ってください。

逝去時の安置先について

家に連れて来るべきか、否か迷う方が増えています。実際の割合からすると、当社比で、7対3で式場安置が多く、自宅に帰る方が減っています。理由としては、自宅に安置する場所が無い、自宅で見守る人が少ない、などがあります。ただ、長年の施設暮らしなどで自宅に連れ帰ってあげたいと思う方には、その気持ちを最優先に対応しております。

墓じまいについて

寺院墓地にお墓がある方などは、誰に相談してらいいか分からない事も多く、意外にお墓の相談は多いです。その中でも墓じまいについては、段取り、費用、準備など詳細を説明します。跡継ぎがいない場合や遠くに暮らしている場合など、将来的にお墓の維持管理が難しい方などは、お葬式を決める前にお墓の課題を解決したいと考えるケースが多いです。お墓とお葬式のことをセットで相談する方もいらっしゃいます。

自宅の整理について

自宅の整理と言っても様々で、自宅内の片付け、自宅と土地の相続、自宅の売却など、帰省中の方が自宅のことで相談することがあります。

片付けについては、大掛かりな処分などは、整理引き取り業者のご紹介から、仏壇や遺品などの処分相談まで受けます。

住まなくなった家や不要な家についての相談も寄せられます。弊社の相続不動産部門には、お葬式を終わって1年前後の方の相談が最も多く寄せられます。お葬式後に何とかしようと思ったけど、業者選定から手間がかかるので一括してお願いしたいというケースが増えています。

お気軽にご相談を

家族の誰かが亡くなって対応に困ったという方がいる一方で、先々のことはあらかじめ準備しておきたいという方もいらっしゃいます。お葬式のみならず、生前準備から死後手続きまで幅広くご相談頂けますので、お盆で家族と話し合う際に、お困りごとがあえればお気軽にご相談ください。

かぐやの里メモリーホール

0120-987-990