かぐやの里 メモリーホール

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葬儀の豆知識⑤(多様化への対応 前編)

全国でも珍しい葬儀社を新規創業したかぐやの里メモリーホール富士の中村雄一郎さんに葬儀に対する思いや志を聞いた。

Qなぜ葬儀に携わろうと思ったのですか?

元々誰かのお役に立ちたいという思いが強く、前職は地域の為に携われる政治家秘書をしておりました。その中で月に何度も葬儀に参列することがありました。葬儀は参列人数が多い少ないはあれど、故人が老若男女関係なく同じ内容で中身が変わらないサービス業務だと不思議に感じていました。葬家はバタバタ準備をして忙しさで悲しみを紛らわすとの声もあり、家族を亡くして困っている方に寄り添うサービス業としてもっと出来ないかと客観的に感じていました。

Q転職してまで携わるきっかけは何でしたか?

感動葬儀と謳った100名いれば100通りの葬儀をプロデュースする会社の存在をテレビで知って、まさにこれからの多死社会に求められる葬儀とはこれだと確信しました。一般的な葬儀では無く、故人や残された家族と知人の為に「人」にフォーカスする葬儀でした。富士市の様にまだまだ人と人との繋がりがある地域だからこそ「人」にフォーカス葬儀は、首都圏よりもっと良い意味と価値が生まれると思いました。そこで1から葬儀を学ぼうとその会社に一般中途採用に申し込んでエンディングプランナーの道を目指しました。

Qこれまでに無い葬儀をこの地域に取り入れるにあたり、地域ならでは慣習など気になりませんでしたか?

まず富士市の葬儀の歴史を調べました。すると全国的な流れと例に漏れず、岳南地域も自宅葬から会館葬になった際に元々の葬儀慣習も大きく変わっていました。今の葬儀慣習は葬儀社がアレンジした流れであって、元々あったお餅をついたり炊出ししたりする昔の慣習はほぼ無くなりました。このように葬儀慣習はどんどん変わるので、良いものは残しつつ意味を感じないものは変えていくべきと思っています。価値あるものや文化は積極的に取り入れていきます。

Q例えば新しいものとは?

弊社のような貸切型葬儀会館などは、時間や内容など制限無く使い勝手が良く葬儀が出来るのでとても喜ばれています。故人を囲んで食事会をしたり仏式読経後にお別れ会を執り行ったりと、流れ作業的な通夜葬儀では無く、ゆっくりお別れや昔話をしたりできることでより故人を偲ぶことが出来ます。

内容で言えば、弊社はお花入れの儀を火葬場では無く葬儀会館内で執り行うことを富士市で初めてスタンダード化しました。お経が終わったら直ぐに火葬場に出発すると本当に最後のお別れの時間が慌ただしくなることから、式場内で時間を取ります。家族だけの時間が取れたり、たくさんのお花を手向けることができたりします。

家族の状況に合わせて最適な方法を一緒に考えて、より意味と価値のあるお別れの時間を作っていくのがエンディングプランナーだと思っております。

Qエンディングプランナーの価値とは?

これまでテレビで映るような芸能人や政治家の大型葬や社葬から家族葬まで、数百件のお葬儀担当をしてきました。その中で感じたのは、葬儀は規模や肩書に関係なく、大切なのはやはり故人の人生なのだと。同じような年齢でも当然ですが歩んできた人生は全く違います。その近くにいる家族や知人もそれぞれ故人の捉え方や感情も違います。だから個々によってお別れの形も違うことが当然だと思っています。ただ「形が違うお別れってどんなものなのか?」がわからない方が多いので、エンディングプランナーが故人の人生と家族の思いを聞いて形にする必要があると思っています。宗派別儀式や慣習の流れを整えるディレクター業務に加えて、思いを形にするプランナー業務の融合がこれからの葬儀の形だと考えます。

Q「流れ」重視の葬儀から「人」重視の葬儀とは大きな転換ですね?

首都圏で仕事をしていて、より地元である富士市の良さがわかりました。故人を直接知る方が多く、また親族関係が強く、通夜や葬儀の際に故人との様々な思い出話が聞こえてきます。それだけ「人」の繋がりが有るということです。だからこそ、お焼香して立礼挨拶だけして終わりという今の葬儀の流れは勿体無いと思います。昔の写真1枚でもたくさんの思い出話が花開き、故人の顔元で家族も知らなかった話を聞いたり、泣きながら笑いながら過ごす最後の時こそかけがえの無い時間だと思います。だから、価値と意味のある内容や流れをプランニングするべきだと思っています。今の葬儀を否定するわけでは無く、今の葬儀が良いと思う方もいれば、もっと「人」にフォーカスしたあたたかい葬儀にしたいという人いますので、それぞれの選択肢が増えれば良いと思っています。

Q全国各地で家族葬が増えているのも関連があるのですか?

家族葬が増えているのは事実で理由は多々ありますが、その中の一つとして体裁だけの葬儀に対して価値を感じなくなっている方が増えていというものあります。昔は大勢参列してくれることがステータスという時代もありましたが、故人の事を全く知らない方まで参列するのではなく、故人を知っている方で心からお見送りしたいと思う方増えているのは事実です。ある意味「人」にフォーカスした葬儀と言えます。そうなるとあまり参列が多く無く小規模葬になるという傾向にあります。また、参列者が多いとその気遣いで家族もお別れに集中できないとよく言われます。食事や返礼品の数やお香典が…とそっちにばかり気を遣うことで疲れてしまうなんてことも。

Qこれからの展開を教えてください。

より葬儀をわかりやすく明確にするために、葬儀プランや金額プランを多様化していきます。松竹梅のような選択肢では無く、よりわかりやすくする為に選択肢を増やします。費用を抑えたシンプルなプランから、様々なお別れの流れを盛り込んだプランまで、お客様の声を聞きながら作っています。また、葬儀に関する情報を知りたいときに直ぐに調べられるようにWEBサイトをもっと充実させます。費用や会館情報だけで無く、逝去の流れ・お寺・お墓・葬儀手続き・相続など、様々な疑問や不安を解決できるような情報発信が出来ればと思っています。現在も社内には終活カウンセラーもおり、介護・看病・相続・葬儀・お墓など幅広いジャンルのアドバイスができる体制が整っております。それをもっと便利にもっと身近に使って貰えればと思っています。

Q最後に中村さんの思いを聞かせてください。

情報化社会になってより便利になる中で、弊社もそれらをフル活用していきますが、どこまでいっても「人との繋がり」を最優先に考えます。体裁重視の一般的な葬儀から人の繋がりをもっと感じる葬儀へ進化することで、お別れの時にもっと人との繋がりを実感する時にしたいと思います。葬儀はその為の時間でもあります。葬儀が終わった際に「こんなお葬式をして貰って良かった!」と仰って頂けることが多々あります。100名いれば100通りのお別れをプランニングすることで、葬儀を通じて改めて繋がりを感じてもらえたことが我々の喜びです。この富士市で「人」にフォーカスする葬儀を精一杯お手伝いして参ります。

 

 

中村雄一郎

富士市出身。20代は地元で働き、30代から首都圏7年連続成長率NO1の葬儀社で働き葬儀部門責任者を務めた。家族葬から上場企業の社葬まで担当経験を持つ。青山葬儀所やヒルトンホテルなど都内有数の場所で葬儀やお別れ会をプロデュース。また業界団体の事務局長も歴任して全国各地の葬儀にも精通している。

 

様々な葬儀の形が増える中で、それぞれの葬儀の特長をまとめてみた。

会葬者の分布図
  一般葬 家族葬 密葬
家族
親戚 〇(家族が選ぶ)
故人知人 〇(家族が選ぶ) ×
故人会社 〇(家族が選ぶ) ×
近所 〇(家族が選ぶ) ×
家族知人 〇(家族が選ぶ) ×
家族会社 〇(家族が選ぶ) ×
供花 〇(家族が選ぶ) 〇(家族が選ぶ) ×
香典 〇(家族が選ぶ) 〇(家族が選ぶ) ×
弔電 〇(家族が選ぶ) 〇(家族が選ぶ) ×
【傾向】
①家族葬でも故人を知っている方をお招きすること多い
②自宅から近場の葬儀会館より条件に合った葬儀会館を選ぶことが多い
③密葬の場合は訃報連絡のタイミングに注意する

 

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