終活の豆知識⑰(家族葬ホールの魅力)
家族葬ホールの魅力
全国的に家族葬が年々増加する中で、富士市内でも家族葬が年々増加しています。それに伴い家族葬に特化した家族葬ホールが増えている。なぜ家族葬ホールが増えているのか?家族葬ホールとはどんな会場か?かぐやの里メモリーホール富士の中村雄一郎さんに聞いた。
一般葬から家族葬へシフト
富士市内でも家族葬が増えている。その理由は数々あり(第9回の富士市の家族葬事情を参照)、家族葬はこれからの時代のお葬式の形として定着しつつある。費用面からも、葬儀ホールで人数を呼んで一般葬を行えば、お香典の数は増えても葬儀代が上がるので、結果として家族の費用負担が大きくなる(第15回のお香典についてを参照)こともあり、経済的観点や慌ただしくお葬式をしたくないなどの考えから家族葬を選ぶ方が増えている。その中で、葬儀社各社は減少する一般葬より増加する家族葬にシフトしていることから、富士市でもここ数年で一気に家族葬ホールが増えました。
富士市内でも増加する家族葬ホール
家族葬は一般葬に比べて人数が少ないので、それに合わせたサイズのホールを選ぶことが多い。大は小を兼ねるが、それなりのサイズのホールを選ぶと式場使用料や祭壇料金が加算されて結果的に費用が増えてしまうのと、大きい式場で人数が少ないことで空いている感が否めません。そんなことから、50名前後の家族葬ホールが増えている。富士市内でもここ数年にオープンした新しいホールのほとんどがそのサイズです。大型サイズの200名以上のホール、中型サイズの200名~80名のホール、家族葬サイズの50名以下のホール。全国的にも家族葬サイズのホールが増えており、家族葬を希望される方は家族葬サイズのホールを選ぶことが多いです。
貸し切りタイプの家族葬ホール
その中でも人気が高いのが貸し切りタイプの家族葬ホール。周りに気を遣うことなく過ごせてお別れできて、時間設定なども融通が利くことが大きなメリットです。複数のホールが併設されているところでは、隣の式場との兼ね合いで出棺時間が決められていたり、ホールや食事場所が隣り合わせて別の家族と会ってしまうことがあったりします。ここ数年で増えている貸し切りタイプホールでは、自分たち家族しかいないので、時間の使い方も自由です。「開式時間をゆっくりしたい」「食事時間をゆっくり取りたい」「子供がいるので騒いでも迷惑をかけなくてよい」など、満足度はとても高いです。
変化する消費者ニーズに対応するホール
不特定多数の方が参列すると、故人を偲ぶ時間やお別れの時間より、参列者への挨拶や人数把握などに追われて慌ただしく葬儀が終わってしまい「気が休まらない」「結局誰が来たのかもよくわからない」そんな話を耳にすることもあります。その点、家族葬は親戚やごく親しい友人などの近親者のみで執り行われるため、一般参列者への対応などは必要なく、葬儀の中で発生する煩わしい手配や気遣いを最小限にして、気心の知れた方と最期の時間をゆっくり過ごすことができるのです。その場所として貸し切り家族葬ホールは、自宅から送るように使えることメリットです。今では、家族の考えを形にするお葬式が増えてきました。「たくさんの家族写真を飾りたい」「寂しくならないように賑やかに故人を囲んで食事会をしたい」「火葬場ではなく好きな音楽をかけながら式場でお花入れをしたい」など、温かなお葬式を望む人が増えてことで、色々なお別れの形が生まれています。かぐやの里メモリーホール富士でも、様々なお別れに対応出来るよう、富士市で初めてとなる邸宅型の洋風家族葬ホールとして3年目を迎えます。白を基調とした洋風ホールで、白木祭壇では無く花をメインとした祭壇は、見た目も華やかなで、納棺する際のお花としても使えます。無駄なものにお金をかけたくないけど、寂しくはしたくないという方に合った式場として、これからのお葬式に対応しております。
富士市で最新型の家族葬ホール
かぐやの里メモリーホール富士は、貸し切りタイプで40名~80名のメインホールと5名~30名の小ホールがあります人数に合わせて選べます。家族葬では自宅の近く葬儀ホールよりも、「親族が集まりやすい立地」「火葬場までの移動が少ない立地」などで選ぶ方が多いです。かぐやの里メモリーホール富士も、ロゼシアターから車で1分という富士市中心部に在り、火葬場まで10分前後というアクセスの良さもあり、移動負担が少なく好評頂いております。家族葬では、お亡くなりになってから自宅に帰らないケースが多くあります。それに対応できるように霊安室も完備しております。更には、ご家族の代わりにお線香の対応もしております。
家族の希望を形にしやすい家族葬という選択肢
一般葬ばかりだったひと昔前は、家族葬=寂しいと感じる方もいましたが、今では家族葬を希望する方が増えてきました。家族葬はシンプルにも豪華にもできます。体裁を気にしないので1日葬や無宗教にもアレンジできます。エンディングノートなどであらかじめ希望のお葬式の形を決める方も増えてきました。急にお葬式を考えなくてはいけない方もおります。いずれにしても希望の家族葬にする為にも事前に相談してみることをお勧めします。