弔電はいつ送るのが正しい?適切なタイミングと配慮すべきポイント

弔電(お悔やみ電報)は、遠方や急な事情で葬儀に参列できない場合に、故人さまへの哀悼の意とご遺族へのお悔やみを伝える大切な手段です。しかし、「いつ手配すれば間に合うのか」「遅れてしまったら失礼にならないか」と悩まれる方も多いものです。
今回は、弔電を送る際の適切なタイミングと注意すべき点について、分かりやすく解説いたします。


弔電は「通夜の開始まで」に届くように送るのが基本

弔電は、通夜が始まる前までに届くように手配することが最も望ましいとされています。
葬儀社によっては、通夜の受付や会場設営時に弔電を整理するため、このタイミングまでに届くことで確実にご遺族へ届けてもらえるためです。


遅くても「葬儀当日の朝まで」には届くように

通夜に間に合わない場合でも、葬儀当日の朝までに届けば失礼にはあたりません。
午前中に葬儀が行われることが多いため、前日の夜遅くの手配では間に合わないケースもあります。
迷った場合は「最短での配達」を選択して手配すると確実です。


夜間の訃報でも、翌朝の早い時間に手配すれば問題なし

訃報は夜間に知らされることも多く、すぐに弔電の手配が難しい場合もあります。
その際は、翌朝の早い時間に手配し、午前中の受け取りに間に合わせるとよいでしょう。
深夜に無理に手配する必要はありません。


弔電が葬儀に間に合わなかった場合は?

やむを得ず葬儀に間に合わなかった場合でも、対応策はあります。

◎ お悔やみ状を出す

丁寧なお悔やみ状を送ることで、正式に哀悼の意を伝えることができます。

◎ 葬儀後に弔電を送り、ご遺族宛てに届けてもらう

弔電自体は葬儀後でも受け取っていただけます。
ただし、できればお悔やみ状に切り替えたほうが丁寧な印象になります。


最も大切なのは「早めに気持ちを伝えようとする姿勢」

弔電の手配には細かなマナーがありますが、何より重要なのは、
故人さまを偲ぶお気持ちと、ご遺族へ配慮する姿勢です。
適切なタイミングを意識することで、その想いがより丁寧に伝わります。

弔電の送付タイミングについては、地域や葬儀の形式、ご遺族の意向によって考え方が異なる場合があります。葬儀のしきたりには古くからの慣習が多く残っており、明確に「これが正しい」と言い切れない部分もあるため、弔電の扱いには諸説がある とされています。
そのため、基本的には「通夜までに届くこと」が望ましいとされつつも、ご遺族への気持ちを早めに伝えようとする姿勢が何より大切であると考えられています。


かぐやの里メモリーホール富士からのご案内

かぐやの里メモリーホール富士では、弔電の送付に関するご相談や、葬儀全般のマナーについても丁寧にサポートしております。
「このタイミングで間に合う?」「どう送ればよい?」といったご不安がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。

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