終活の豆知識 1月5日 新会館がオープン㊿
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富士市で唯一の家族葬専門葬儀社であるかぐやの里メモリーホールの新会館が、令和5年1月5日に吉原商店街にオープンしました。令和4年になって富士市内にも家族葬会館が多く出店しましたが、その中でも家族葬専門葬儀社ならではのこだわり家族葬ホールを取材しました。
家族葬会館が増えた背景
コロナ禍で20名程度の家族葬が増えたことで、これまでの大式場から小式場に需要が移ってきました。一般参列がある程度見込まれる場合も、弔問対応となれば大式場でなくても対応ができるため、使い勝手の良さや費用削減のために家族葬会館でのお葬式需要がどんどん高まったことから、家族葬会館が増え始めました。
かぐやの里メモリーホールが早くも新店舗オープン
富士市で初めて家族葬専門葬儀社として5年前に創業して以来、既に年間150件の家族葬実績を残しているかぐやの里メモリーホールが、さらに進化した葬儀会館をオープンしました。新会館にも専門店ならではの特徴が多数見られております。
①洋風家族葬ホール
旗艦店であるホール富士は、洋風邸宅型としておしゃれできれいなたたずまいであり、そのテイストを継承して、ホール吉原でも同様の洋風なたたずまいとなっています。
従来のお葬式の雰囲気から、素敵に明るく送り出す優しい雰囲気にイメージを変えた、かぐやの里ならではの、優しい洋風ホールが特徴。
②富士市初の24時間安置と面会可能な霊安室完備
長期間安置できる面会可能冷蔵庫を設置して、冷蔵安置中も面会が可能。さにはデジタルセキュリティーにより、その家族や関係者のみ24時間霊安室に出入りできます。
③家族葬タイプの生花祭壇
一般的に白木祭壇が常設されている会館は、白木祭壇料と生花祭壇料の両方が課せられることが多く、費用がかさみます。ホール吉原では白木祭壇は不要で、家族葬サイズの生花祭壇がリーズナブルに提供でき、さらにお棺に手向ける納棺花としても利用が可能。経済的に優しくも素敵な雰囲気の祭壇が用意できます。
利便性の特徴
①集まりやすい立地
家族葬の場合は、自宅近くの会館より親族が集まりやすい会館を選ぶケースが多いです。一般葬の場合は近所の人に向けて自宅近くの葬儀場が便利ですが、家族と親族が中心の家族葬の場合は、富士市中心に立地する集まりやすい会館を選ぶ人が増えています。吉原商店街にあり、富士市の中央に位置するホール吉原は、富士市全域から集まりやすく、火葬場までも約15分と、利便性が高い立地となっています。
②地域連携の場所
デジタルセキュリティーにより、24時間出入り可能な施設であるために、吉原商店街で行われるイベント時の車いす用のトイレや休憩室などに利用できます。かぐやの里メモリーホール代表の中村雄一郎さんの親族が車いす利用者であり、その経験から商店街に誰もが使えるユニバーサルトイレの設置を考案したといいます。また地域との連携を深めるために、かぐやの里メモリーホール富士同様にイベント用の施設貸し出しも行っていきます。
今後のお葬式事情
今後もお葬式は家族葬が中心になるでしょう。それは富士市に限らず、県内全体的に言えることで、家族葬会館が増えることで家族葬は専用の会館で執り行うという流れも加速します。
それは、これまでの式場に比べて、家族葬会館の方が使い勝手が良く、無駄な設備もないことで、費用も抑えられることから、利用者に選ばれると葬儀社側も考えている部分があります。全国的にも既存の大きい式場が家族葬専用式場にリニューアルするケースも増えており、適正サイズの式場選びが求められています。
お通夜式の前や後に一般弔問時間を設ける形は、コロナ以前から関東地区であり、習慣化していました。さまざまな要素が加わり、今後も少しずつお葬式事情が変わっていくでしょう。